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Georg Jensen

 

1904年、デンマークのコペンハーゲンに銀細工師であったジョージ ジェンセンが創業したスカンジナビアを誇る代表的なライフスタイルブランド、ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)。設立当初より「実用性と美の融合」をテーマに、シルバーウエア、ジュエリーを中心に、造形美と機能性を兼ね備えた、北欧らしい洗練性溢れる製品を制作。のちにデンマークとスウェーデン両国の王室御用達ブランドへと成長しました。
そのジョージ ジェンセンが展開する独創的で美しいリビングコレクション。シルバーアイテムのアーカイヴから厳選された作品に、新しい解釈を加えてステンレススティールで再現したハイエンドピースから、世界的に注目される新進気鋭のデザイナーたちが手がけるモダンで身近なアイテムまで幅広く展開しています。機能性のみならずオブジェのような存在感とアートのような美しさを兼ね備えた製品は、日常の生活と居住空間に豊かさと彩りを添えてくれます。

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COLUMN

Designers of Georg Jensen Alfredo Häberli

1964年生まれでアルゼンチン、ブエノスアイレス出身のアルフレッド・ハベリは、1977年にスイスに移り、1991年チューリッヒのthe Hohere Schule fur Gestaltung(ホッヘレ シューレ フュアー ゲシュタルトング)のインダストリアルデザイン専攻、特待生として卒業しました。現在はチューリッヒに拠点を置き、国際的に活躍する注目のデザイナーです。伝統と革新、喜び、エネルギーを統合した彼のデザインは、幼少の頃に過ごしたアルゼンチンでの体験や、日常の中での洞察が反映されています。そのため、彼の作品は、強い表現力と情動性を持っています。ハベリのデザインは、ヨーロッパ全土の数多くの展示会で紹介されており、過去16年間に数多くの賞を受賞しています。彼の作品集「アルフレッド・ハベリ - 自分自身の風景のスケッチ(Alfredo Häberli - Sketching My Own Landscape)」が、アムステルダムのフレーム社より出版され、2006年10月には、ベルギー、コルトレイクで開催された第20回デザインビエンナーレでは、主賓として招かれました。そして、スイスのビルクホイザー社より出版された「アルフレッド・ハベリ デザインライブ (Alfredo Häberli Design Live)」という本では、スイスの最も影響力のある芸術家の写真とともに、ハベリの作品が紹介されています。2008年には、1988年以来さまざまな展示会を企画したチューリッヒデザイン美術館で、以前からの夢であった自身の回顧展「SurroundThings」を開催しました。ドイツの雑誌、A&Wの「デザイナーオブザイヤー 2009」を受賞し、ケルン国際家具見本市(※1)での展示に栄誉が与えられました。ジョージジェンセンにおける彼のコレクションにおいても、“FORMLAND Design Award 2011”“BO BEDRE Design Award 2012”といった栄誉ある賞を受賞しています。※1 1949年より続く歴史ある世界最大規模の家具見本市として、毎年1月にドイツのケルンで開催され、約1200のメーカーが出展し、世界100カ国以上から12万人以上もの人が訪れます。

Designers of Georg Jensen Jørgen Møller

建築家であり、インダストリアルデザイナーでもあるヨーゲン・ミュラーは、60年代に奇才の建築家、アルネ・ヤコブセンに師事しながら、独特のデザインセンスを磨き、シンプルなデザインと高い機能性を追及しました。「相反するものですが、私にとって形と機能は重要なキーワードです。機能性は必要不可欠であり、いったんうまくいけば、形は進化しはじめます。装飾は機能的ではなく、いかにシンプルにするかに注意を払います。」建築家としても4軒の家の設計を行い、彼自身の自宅を1964年にフレーデンスボーに建てました。1967年から1969年は、デンマークデザインのパイオニアであり、シャルロッテンブルグ建築学院のデザイン課程の設立者であるエリック・ハーロウのもとで働いていました。そこで、ミュラーは彼自身のデザイン会社を持ちたいという夢を持ち始めました。1969年にトーベン・オルスコフと接点を持つようになったミュラーは、これをきっかけに良好なパートナーシップを築きました。オルスコフは「Form&Farve」という初のデザインストアをコペンハーゲンにオープンしました。そこでは、モダンなデザインの商品を中心にミュラーがデザインしたカトラリーやレザーバッグ、フォトフレーム、キャンドルホルダーなどたくさんの種類の商品が揃っていました。1981年以降、ヨーゲン・ミュラーはジョージ ジェンセンのデザインコレクションに独特の作風をもたらしました。象徴的な象の形をしたエレファントシリーズでは、人気のある愛らしいコレクションを完成させています。すべての製品の彼のユニークな特性は、機能主義と美学に一貫しています。

Designers of Georg Jensen Henning Koppel

ヘニング・コッペルこそが、代表的な「デンマーク・デザイン」を確立したデザイナーです。1946年からジョージ ジェンセンとのビジネスをはじめたコッペルは、彫刻家としての修行を積んでいました。壮大で美しい形を表現する彼のデザインは、ジョージ ジェンセンに新しい風を吹き込みました。彫刻を想像させる有機的で美しいラインは、彫刻家ならではの発想でした。コッペルの有機的で動きを感じさせるフォルムは、機能主義のシャープな印象を和らげます。彼は、日々の生活で使う商品に美しさと実用性をもたらすことを目指していました。コッペルは、裕福なユダヤ系の家庭に生まれ、幼少より美術においてその才能を発揮し、描画や水彩画を学び、その後、国立デンマークアカデミーとパリで彫刻を学びました。子どもの頃に磨かれた卓越した素描の技術により、多くの独創的な傑作を生み出しました。多くのユダヤ系デンマーク人と同様、コッペルは第二次世界大戦中スウェーデンに移りました。27歳の時に帰国し、ジョージ ジェンセンで働きはじめ、そこでジュエリー、ホロウェア、フラットウェアのデザインを手がけました。1978年にデビューしたコッペルのタイムピースは、今ではクラシックとされていますが、当時はとても革新的なデザインとされていました。伝統的に使われてきた数字を黒い点に置き換えていますが、これは、ジョージ ジェンセンのウォッチコレクションに受け継がれているスタイルで、内部の優秀さと、外見のエレガントさが融合されたデザインです。1981年に63歳でこの世を去ったコッペルは、多くの家庭で使われているニューヨークに代表されるステンレススティールカトラリーから、1979年のジョージ ジェンセンの生誕75年を記念したシルバーとクリスタルのシャンデリアまで、驚くほど多岐にわたる作品を残しました。生前に、ミラノ・トリエンナーレ、国際デザイン大賞、ルーニング賞など、多くの賞を受賞しました。完成された魅力的な彼のデザインは、いまだに愛され、すたれることはありません。

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